土地探しから注文住宅を建てた体験談を紹介します。これを見れば注文住宅の流れや注意点がわかります。
注文住宅を建てる時は楽しいことも、キツイことも、注意することもたくさんあります。
楽しくミスなくやるのに大事なのは事前情報です。
私の経験談と注意点を紹介します！
注文住宅の流れ
・土地とハウスメーカー探し（同時）
・銀行探し
・土地契約
・ハウスメーカー契約
・ハウスメーカー打ち合わせ
・着工
・検査
・完了検査
・引き渡し
今回は↑赤字の流れと注意点を紹介します。
土地探しとハウスメーカー選び（同時進行）
注文住宅を建てるのに最初にやったのは、
土地とハウスメーカーを同時進行で探しました！
同時に探す理由は全体（家と建物）の価格と広さを把握するため。
土地も建物も思っていたより高かったです。特に大手ハウスメーカーの高さにはビビります！また、土地のエリアを絞っている場合は思っていたより狭くしないと買えない可能性があります。最初に希望の予算で希望の家が建てられるかを把握するためにも同時進行で探しましょう。最終的には土地から契約するのがオススメです。
（土地は先入観を捨てる、何かを我慢する必要が必ずある、広さ、用途地域、前面道路の幅員や私道公道、土地から購入が基本、ハウスメーカーの特徴・おすすめ、高いメーカー安いメーカー、理想の間取りを考えて見積もりを出してもらう）
土地探し
最初に希望のエリアの土地の価格・広さをSUUMOで調べました。
土地はSUUMOを見ながら大体の希望のエリア・価格・広さを決めていきます。建築条件付きでもプラスでお金を払えば建築条件を外してくれる場合もあるのですぐに諦めない方がいいです。気になった土地があれば実際に見に行きましょう。
土地探しのコツ
土地探しのコツは何を妥協するかを考えることです。現地に何回も行けば相場感が分って来ます。そして完璧な土地はなかなか見つからないものです。
無限にお金がある人以外は何かを我慢する必要が必ず出てきます。
・予算を上げる
・広さを我慢する
・駅近を我慢する
・綺麗な形の土地を我慢する
・日当たり（眺望）を我慢する
など
結果的に私は駅近と日当たりを諦めました。
駅徒歩15分以内希望でしたが結局駅徒歩23分の土地を購入しました。
その代わり広かったので希望の間取りができました！
何を妥協するか悩む、、
実際にいろんな土地を見に行くと自分の好みが固まってきますよ！
ハウスメーカー選び
ハウスメーカー探しは最初に近くの住宅展示場に行きました！
現実を突きつけられた時間でもあります。
現実？
何があったの？
事前調べも、予約もせずに大手ハウスメーカーに行ってしまったんです、、
大手ハウスメーカーはめちゃくちゃ高いんです。落ち込むぐらい高いです。土地と建物の予算を書いたら「その予算だと建物しか買えません」と言われるほどです。
しかも、平日に予約もせずに行ったので「（買えないでしょうけど）取り合えず中見ます？」とか「担当がいないので私（受付の人）が簡単に案内します。」とか「土地は誰かから譲ってもらえないのか？」とかそんなやり取りを4社ぐらいしました、、もう精神ボロボロです。その日の帰りはもう注文住宅は諦めて建売か中古を買おうかという考えになりました、、
後で知りましたがそういう人は結構多いみたいです。
しかし、調べてみるとハウスメーカーはかなり価格差があることが分かったんです。倍近く違います。
各ハウスメーカーの価格感は↓
ハウスメーカーに行くならまず事前に下調べと予約をした方が良かったです。下調べと予約をして行きましょう。
ハウスメーカーの特徴
ハウスメーカーはそれぞれの特徴（コンセプト）があります。
例えば
・パナソニックはとにかくハイテクで住みやすさとお手入れ掃除のしやすさが抜群
・へーベルハウスはへーベル壁と呼ばれる（注文住宅を検討した人は）誰が見てもわかる外壁が有名でステータス！
・タマホームはめっちゃ安い（20代でも買える家）
など
このように事前に下調べをすると各ハウスメーカーの見るポイントがわかるので効率的になり楽しくなります。ハウスメーカーに最初に行った段階で間取り図と大体の予算感を教えてもらえる場合もあります。事前にやって欲しい旨を伝えておくといいです！
ハウスメーカー価格感
ハイグレードハウスメーカー
・大成建設ハウジング
・三菱地所ホーム
・へーベルハウス
・三井ホーム
・積水ハウス
・セキスイハイム
・パナソニックホームズ
・住友林業
・大和ハウス
・一条工務店
・ミサワホーム
・トヨタホーム
ミドルグレードハウスメーカー
・ヤマダホームズ
・住友不動産
・日本ハウス
・ポラス
ローコストハウスメーカー
・アキュラホーム
・ウィザースホーム
・クレバリーホーム
・ヤマト住建
・タマホーム
・レオハウス
・アイダ設計
・アエラホーム
・広島（セナリオハウス）
・桧家住宅
せっかく注文住宅を建てるならハイグレードの注文住宅も（最初から高いと分かっていると）見るのも楽しいですよ。知識として学ぶのも良いですよ！
住宅ローン仮審査
大体の土地と建物の価格が分かったら、いくら住宅ローンが借りれるかを調べました。
銀行探しはネット（電話相談）で簡単に調べられるので早い段階でやったほうがいいです。金利が安い銀行を事前に調べておきましょう。当時安かったのは住信SBIや信託銀行が安かったです。最近だとauじぶん銀行と三菱UFJ銀行も安いです。
なんとなく予算・買う土地・ハウスメーカーが決まったら事前審査をしましょう！事前審査は簡単にできるので最低でもネット銀行と大手銀行の2社ぐらいはやったほうがいいです。買う土地やハウスメーカーが正式に決まっていなくても大丈夫です。（数社やっても問題ないです）
その時に土地も買う場合は土地先行融資ができるか各銀行に問い合わせましょう。当時は土地先行融資ができて金利が安かったのは信託銀行でした。今はネット銀行でもできるっぽいです。
ハウスメーカーと土地探しの往復
ハウスメーカーと土地探しの往復をして、最終的には土地から契約しました！
ハウスメーカーを3社ぐらいに絞ったらハウスメーカーに理想の間取りを伝え、気になっている土地があればその土地の図面を見せて間取り図を作ってもらいましょう（例：駐車場1台、駐輪場4台、庭なし、4LDK1階：リビング17帖、和室6帖、玄関広め、風呂1618サイズ、洗面室広め 2階：洋室3つ など）
1回で希望の間取りを固めるのは無理なので土地を探しながら何回かハウスメーカーに行き固めて行きました。ただ、なるべく早い段階で希望を固めていくと契約後の変更が少なくなり、価格があがりにくいです。
ポイント
契約後の打ち合わせでオプションを追加すると思っていたより高くなります。
なるべく契約前の打ち合わせ段階で高いオプション（キッチン、ユニットバス、洗面台、トイレ、壁紙、床材、電動シャッター、リモコン玄関など）の希望を言って価格が上がらないようにしましょう。
特にローコスト住宅はランクが低い設備かもしれないので最初に確認して誤差がないようにしましょう！
そのためには・リクシル・TOTO・パナソニック・タカラ・クリナップなどのショールームにも行った方がいいです。
ハウスメーカーで割と具体的な間取り作成
気に入った土地・ハウスメーカーが決まり２社のハウスメーカーに間取り作成をしてもらいました！
気に入った土地がみつかったら、ハウスメーカーに土地の図面を持って間取りと大体の価格を出してもらいましょう。
土地にはいろいろな制限があります（用途地域、高さ制限、建蔽率、容積率、など）、広いと思っていても土地に制限があって思った間取りができない場合もあります。本当に理想の家が建てられるかを確認するためにハウスメーカーにも相談してから購入しましょう！その時に1社だけだとミスる（制限を見落とす）場合もあるので複数社に見てもらった方がいいです。
土地の売買契約をする
気に入った間取りができれば土地を購入です。
ダメもとで値切ってみるのもアリです。
何カ月も残っている土地は値切れる可能性は高いです。（私の場合は「予算がオーバーしているので、安いハウスメーカーを探してでもこの土地がいいのでもう少し下げて欲しい」ということを伝えて下げてもらいました。）
ハウスメーカーと契約
土地を購入するとハウスメーカーも本気を出してくるので競わせました。
土地を購入するとハウスメーカーによっては本気度が変わります。注文住宅にすることが間違いないからです！
数社で迷っていることを伝えると値引きをしてくれる所もありました。
一番満足がいくハウスメーカーと請負契約しましょう。
これで土地・ハウスメーカー・銀行探しは終わりです。
土地・ハウスメーカー・銀行探しまとめ
1.土地とハウスメーカーは同時に探す。
（大体の予算を把握する）
2.大体予算が分かれば銀行探し
（数社事前審査をする）
3.ハウスメーカーと土地の往復
（好みの間取りができる土地とハウスメーカーか確認）
4.土地契約
（土地の制限に注意）
5.建物契約
（土地を持ってるとハウスメーカーは本気を出す）
土地・ハウスメーカーと契約すれば、次は間取りの打ち合わせです！
（今思うと打ち合わせが一番楽しい時間でした!）
