ロボット掃除機の水拭きってどうなの?


床がサラサラになり気持ちがいいです!
今はほとんどのメーカーの上位機種で水拭き機能が付いています。
お手入れが面倒じゃないの?


モップの洗浄・乾燥まで自動でやってくれる機種もあるから面倒じゃないですよ!
今回は
・水拭き機能
・おすすめ機種
について紹介します。
ロボット掃除機の水拭き機能について
まず、ロボット掃除機で必須な機能は
・アプリ連携
・マッピング
・家具や壁に強く当たらない
の3点。
あると便利な機能はゴミステーション。
それにプラスして水拭き機能が欲しい人は水拭きと吸引を同時に出来る機種が良いでしょう。
水拭きの方式(やり方)の違い
引用:エコバックスHP
水拭きのやり方も機種によって違います
・回転式
・振動式
・引きずり式
の3つがあり、
回転式>振動式>引きずり式の順で汚れが落ちるでしょう。
・回転式は床に圧力をかけながらモップが回転し汚れを落とします。
・振動式はモップを振動させて汚れを落とします。
・引きずり式は振動などはしません。
モップ自動洗浄・乾燥
引用:エコバックスHP
水拭き機能が付いた上位機種には全自動クリーニングステーションが搭載されているモデルがあります。
全自動でゴミの回収、モップの洗浄、モップの乾燥をしてくれます。
毎日水拭きをするなら、モップの自動洗浄、乾燥機能は絶対に必要です。濡れたモップを放置すると臭いやカビが生えるからです。毎回モップの手入れをするのは面倒なので、毎日水拭きをする場合は必須の機能でしょう。
いつもは吸引のみで、週1回程度の水拭きなら自動洗浄・乾燥機能はなくても大丈夫です。掃除が終わったらモップを外して手動でお手入れしましょう。
モップのリフトアップ機能
引用:エコバックスHP
モップのリフトアップ機能とは
カーペットが濡れないように、水拭き時にカーペットを自動で検知しモップがリフトアップする機能です。これによりフローリングでは吸引と水拭きを同時に行い、カーペットでは吸引のみを行います。
カーペットを敷いてある家ではリフトアップ機能がある機種を選びましょう。
ロボット掃除機の機能一覧

ロボット掃除機の機能一覧を紹介します。
・毎日水拭きをしたい人はモップ自動洗浄・乾燥機能
・カーペットが敷いてある家ではモップ・リフトアップ
があると便利です!
| 機種 | メーカー | 水拭き方式 | モップ自動洗浄・乾燥 | モップ・リフトアップ | ゴミステーション | 本体サイズ(高さ×幅)㎜ | ステーションサイズ(幅×奥行×高さ) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| X2 OMNI | エコバックス | 回転 | ○ | ○ | ○ | 95×320 | 394×443×527 |
| T20 OMNI | 回転 | ○ | ○ | ○ | 103.5×362 | 448×430×578 | |
| X1 OMNI | 回転 | ○ | ✕ | ○ | 103.5×362 | 448×430×578 | |
| L20 Ultra Complete | ドリーミー | 回転 | ○ | ○ | ○ | 103.8×350 | 426×499×695 |
| S8 Pro Ultra | ロボロック | 振動 | ○ | ○ | ○ | 96×353 | 426×514×450 |
| S7 MaxV Ultra | 振動 | △(洗浄のみ) | ○ | ○ | 96×353 | 422×504×420 | |
| S7 MaxV Plus | 振動 | ✕ | ○ | ○ | 96×353 | 314×457×383 | |
| S7+ | 振動 | ✕ | ○ | ○ | 96×353 | 314×457×383 | |
| ルンバコンボ j9+ | i Robot | 振動 | ✕ | ○ | ○ | 87×339 | 401×417×415 |
| X9 Pro | アンカー | 回転 | ○ | ○ | ✕ | 114×353 | 416×422×443 |
| 850T | Prosenic | 引きずり | ✕ | ✕ | ✕ | 73×325 | なし |
ロボット掃除機水拭き兼用ランキング


水拭き重視でハイテクな順で行くと
1位エコバックスX2 OMNI
2位ドリーミー L20 Ultra Complete
3位エコバックスT20 OMNI
4位ロボロックS8 Pro Ultra
5位エコバックスX1 OMNI
6位アンカーX9 Pro
7位ロボロックS7 MaxV Ultra
8位ロボロックS7 MaxV Plus
9位ロボロックS7+
10位i Robot ルンバコンボ j9+
11位Prosenic 850T
です。
ただ、ロボット掃除機を買う際は必要な機能で選ぶのがおすすめです。
使わない機能があっても高いだけだもんね!
どうやって選べばいいの?


機種の特徴と選び方について紹介しますね!
価格についてはAmazon、楽天、Yahooでかなり違うので全部チェックした方がいいです。
エコバックス X2 OMNI

X2 OMNI は現状最強のロボット掃除機!回転モップで汚れ落ち抜群!
お手入れはほぼ不要で、汚水タンクの水を捨てるだけ。
全ロボット掃除機の中でも最強のロボット掃除機!
自動ゴミ収集はもちろん、水拭きモップを自動で温水洗浄、温風乾燥まで行う、全自動クリーニングステーション!毎回の清掃が最初から最後までハンズフリーで完了します。
水拭き回転モップがすごい
引用:エコバックスHP
ロボット掃除機は機種(メーカー)によって水拭きのやり方が様々です。
X2 OMNI は円形のモップで、床に一定の圧力をかけながら回転する仕組みです。他の機種では、引きずるだけの水拭きや、振動のみの水拭きの方式もありますが、X2 OMNIで搭載されている回転式の水拭きは前機種のT20 OMNIやX1 OMNIでも搭載されており、かなり口コミも良く、床がピカピカ、サラサラになると評判です。
自動リフトアップで便利に
引用:エコバックスHP
カーペットを自動で検知し、カーペットの上ではモップがリフトアップすることで、カーペットを濡らさずに(吸引のみの)掃除ができます。
しかもX2 OMNI はモップリフトが1.5㎝なので、カーペットの毛が多少長くても濡れません。(ロボロックは0.5cm)
モップの温水洗浄で清潔
引用:エコバックスHP X2 OMNI 温水モップ洗浄
自動で汚れたモップを洗浄、乾燥までしてくれます。
モップ洗浄は温水で行うのでかなりきれいになるので次回以降もきれいなモップで掃除をするので安心です。
スクエア形状で部屋の隅にフィット
引用:エコバックスHP
形状が四角くなったので部屋の隅や角にフィットします。角にある汚れやほこりを取りこぼさない。
業界最薄のスリムボディ
引用:エコバックスHP
本体の高さは9.5㎝、幅は32cm。
上部に突起がなく、薄型なのでソファーやベットの下も入り込むことができます。また、幅も小さいので椅子の下なども小回りが利きます。
吸引力は驚異の8000Pa
吸引力は業界最強の8000Paです。カーペットの奥のゴミやほこりも吸い込みます。
フローリングではそこまでの吸引力はいらないと思う。

これだけの機能があって本体もステーションもスリムなところも魅力です!
障害物回避機能も優秀で事前の片づけが不要です。
ドリーミー L20 Ultra Complete
L20 Ultra Completeはゴミの自動収集、モップの自動洗浄・乾燥にくわえて洗剤の自動補充まで行う全自動ステーション搭載。
高い障害物回避性能
センサーやカメラで障害物検知・回避性能がかなり高い。この機種も事前の片付けは不要で掃除できます。
回転式モップエクステンド機能
引用:ドリーミーHP
モップは回転式で頑固な汚れを取り除きます。
モップエクステンド機能とは、床を清掃する際に壁際センサーが働き、自動的にモップが壁際ギリギリまで伸びることで掃除の死角を無くして徹底的なエッジ清掃を行います。
水拭きモップのリフトアップと着脱
引用:ドリーミーHP
カーペット上ではモップがリフトアップし、カーペットが濡れないように吸引を行います。毛足の長いカーペットの場合はベースに戻り、モップを自動で取り外しカーペットの掃除を行います。なんかもう凄すぎです。
清掃音が静か、障害物検知・回避機能も良好、モップも壁ギリギリを掃除する、日々のお手入れは汚水タンクを捨てるだけ。

X2 OMNIと並んで最高級ロボット掃除機です!ただ、サイズはX2OMNIと比べて L20 Ultra Completeのほうが本体もステーションも大きいので設置場所に注意です。
エコバックス T20 OMNI

T20 OMNIはX2 OMNIの旧型。リフトアップ機能が付いたオールインワンモデル!
T20 OMNIも
・回転式
・自動ゴミ収集
・モップ自動洗浄、自動乾燥
・リフトアップ
の機能がある全自動掃除機です。
X2 OMNI より価格が安いので、機能的にオーバースペック(ある程度部屋を片してから起動する)人はT20 OMNIでもいいでしょう。
X2 OMNI より劣っている点
・サイズが大きい
・段差乗り越え(X2は2.2㎝、T20は2.2㎝)
・障害物検知・回避能力
・吸引力(X2は8000Pa、T20は6000Pa)
T20 OMNIも水拭き機能については最高峰で、日々のお手入れも汚水タンクの水を捨てるだけです。障害物検知・回避機能はX2より劣りますが、他のロボット掃除機に比べればかなり優秀です。

X2 OMNIとの価格差を考え、サイズ・段差に問題がなく、部屋をある程度片してから起動させる場合はT20でも十分満足するでしょう!
ロボロックS8 Pro Ultra

ロボロックS8 Pro Ultraは痒いところに手が届く多機能オールインワンモデル!
S8 Pro Ultraもゴミ収集機能、モップ自動洗浄・乾燥、リフトアップ機能が付いたオールインワンモデルです。
水拭きの方式は振動式ですが、汚れがよく落ちるという評価が多いです。
障害物検知・回避機能が高く、掃除前の片づけは不要と謡っています。これはエコバックスのX2 OMNIやX1 OMNI、ドリーミーのL20 ultraのと同じです。
S8 Pro Ultraは他にもいろいろな機能を搭載しているので紹介します。
水拭き強力モード
引用:ロボロックHP
水拭き超強力モードが搭載され、吸引力を停止し、ゆっくりと走行し丁寧に水拭きをします。
カーペットモード
引用:ロボロックHP
「カーペットモード」、「カーペット念入りモード」が搭載され、カーペットを徹底的にきれいにします。
・「カーペットモード」ではカーペットで自動で吸引力を強めます。
・「カーペット念入りモード」ではさらに、再度カーペットを掃除します。
フローリングやタイルの目地に合わせて掃除します
引用:ロボロックHP
フローリングの木目やタイルの目地に沿って掃除をさせることができ、床の溝への擦れも抑えます。
掃除する部屋の順番も指定できる。
掃除をする部屋の順番を指定することができるので、使っていない部屋から掃除させることが可能です。
S8 Pro UltraはエコバックスのX2やT20などと同じで、自動ゴミ収集モップ自動洗浄、自動乾燥、リフトアップ機能が付いたオールインワンモデル。

水拭き強力モードや目地に合わせた掃除、部屋の順番指定など、細かな設定ができるのが魅力!
ただし、リフトアップは5㎜なので毛足の長いカーペットは不向きです。
エコバックス X1 OMNI

X1 OMNIはカーペットを敷いてない家に最適!ベストセラー商品!
X1 OMNIは初めてのオールインワンモデルでかなり売れた機種です!
基本的な機能は↑で紹介したT20と同じで、水拭きモップは回転式、ゴミステーションが付いて、モップの洗浄、乾燥まで全自動でやってくれます。ちなみに、T20 OMNIのほうが後に発売されています。
T20 OMNIより優れている点は
障害物検知機能と見守りカメラです。
おそらく障害物検知機能はT20よりカメラがついているX1OMNIが優れています。
また、X1 OMNIには見守りカメラが付いており、ペットの見守りや防犯に最適です。
T20 OMNIより劣っている点は
X1 OMNIはモップの自動リフトアップ機能がついていません。
水拭きを行う場合はカーペットを避けるのでカーペット上は掃除をしません。カーペット上の(吸引)掃除をしたい場合は、水拭きモップを手動で外してロボット掃除機を起動しないといけません。水拭きとカーペット上の掃除を同時にできないので、正直面倒です。その弱点を補ったのが後発でリフトアップ機能の付いたT20です。

カーペットがない家にはリフトアップ機能は不要です、価格的にもX2 OMNIやT20 OMNIより安くなっているのでカーペットが敷いてない家なら狙い目です。
アンカー X9 Pro
X9 Proは水拭きについては回転式モップ、モップ自動洗浄・乾燥、モップリフトアップ機能があり充実しています。
しかし、なぜかゴミ収集機能は付いていないので注意が必要。
アンカーユーフィーRoboVac 11S(現在は中古しかない)がかなり売れていますが、水拭き機能に特化しているのはこの X9 Proです。下位機種は水拭きは引きずり式で、水拭きにはあまり力を入れていない印象です。
X9 Proは水拭きについては回転式で汚れがかなり落ちるようです、モップも自動洗浄、乾燥までやってくれるので水拭きに関しては言うことないです、やはりゴミ収集機能がない分、ごみ捨ての回数は増えます。どうせ買うならエコバックスやロボロック、ドリーミーの全自動がおすすめです。
ロボロック S7 MaxV Ultra

モップの洗浄はあるが、乾燥機能がないモデル。
S7 MaxV
S7 MaxV Ultraは自動ゴミ収集、モップ自動洗浄はあるが、モップの乾燥はできません。
濡れたモップをそのままにしておくとカビが生えるので手動で乾燥させた方がいいでしょう。
機能的には、障害物検知・回避機能も優秀で、見守りカメラや、水拭き強力モード、自動リフトアップ機能が付いていてとても良いです。ただ、モップの乾燥機能がないのは痛い所だと思います。
正直これならもう少しお金を出して上位機種(S8 Pro Ultra、X2 OMNI 、T20 OMNI)でオールインワンモデルを買うか、モップの洗浄と乾燥は手動でやる下位機種で価格が安いモデル(S7 MaxV Plus 、S7+ )の方がいいと思います。
ロボロックS7MaXV PlusとS7+
ロボロックのs7MaxV Plusとs7+を同時に紹介します。
⇩ S7 MaxV Plus
⇩S7+

ロボロック S7 MaxV PlusとS7+の違いは障害物検知・回避機能と吸引力です、あとはほとんど同じ。
価格も安く、週1程度の水拭きならこの二つのどちらかがおすすめ!
・S7 MaxV Plus
・S7+
の2機種は、
モップの洗浄、乾燥機能はついていないが、モップ振動式でリフトアップ機能とゴミ収集機能があります。モップは振動式なのでそれなりに汚れは落ちます。モップの洗浄・乾燥機能はついていないので、たまに水拭きをして、手動でモップのお手入れをします。水拭きはたまにでいい人にはこの機種が価格も安くていいでしょう。
S7 MaxV PlusとS7+の違い
S7 MaxV Plusは
↑で紹介したS7 MaxV Ultraと同じで障害物検知・回避機能が優れている為、掃除の前に片付ける必要がありません。また、見守りカメラもついているのでペットの様子や鍵の閉め忘れ確認などに役立ちます。吸引力は5100Paです。
S7+は
S7MaXV Plusに比べて障害物検知・回避機能が劣り、見守りカメラもありません。ロボット掃除機の起動前に部屋の片づけができる人はS7+でもいいでしょう。吸引力は2500Paです。
共通の機能は
・ゴミ収集ドックが紙パックとサイクロンのどちらでも可
・水拭き振動式
・リフトアップ
・掃除する部屋の順番選択
など。ほとんどが同じです。
・見守りカメラがほしい、強力に吸引してほしい人はS7MaXV Plus。
・事前にある程度物を片すならS7+がおすすめです。
ルンバコンボJ9+

ロボット掃除機で人気のルンバも水拭き機能が搭載されているモデルがあります。
しかし、モップ自動洗浄・乾燥機能はありません。手動で手入れをしないと汚れ、カビ、臭いがでます。
水拭きは力を込めて前後に往復しながら拭きます。カーペットの上ではモップパッドを自動で本体天面まで持ち上げるので、毛の長いカーペットでも濡れることはありません。
ルンバブランドがいい人は迷わずコンボ j9+ですが、価格的にも機能的にも水拭きを重視するならエコバックスやロブロック、ドリーミーの方が優位でしょう。
Prosenic 850T

格安で水拭き機能が欲しいなら850Tでしょう。
マッピングと水拭きの両方がついて安いのは850Tでしょう。
水拭きだけのロボット掃除機なら他にも安い機種はありますが、個人的にはマッピング機能は必須です。マッピング機能がないと充電ドックに戻る確率が低いからです。
水拭きは引きずり式で、モップ洗浄・乾燥機能はなし、自動ゴミ収集はなしです。ですが、何より価格が安いです。ロボット掃除機を試してみたい、水拭き機能を試してみたい人におすすめです。掃除をするだけならこれでも十分に仕事をしてくれます。コスパで言うとかなり高い機種でしょう!
水拭きロボット掃除機のまとめ

結局どれがおすすめなの?

1、水拭きをどれくらいの頻度でしたいか
2、カーペットはあるか
3、起動前に部屋の片付けはするか
によって選びましょう!
ポイント
毎日水拭きしたい人
・カーペットがある家はオールインワンモデルでリフトアップのあるX2 OMNI 、T20 OMNI、 L20 Ultra Complete、S8 Pro Ultra
(特に障害物回避がすごいのはX2 OMNI と L20 Ultra Complete)
・カーペットがない家はオールインワンモデルでリフトアップのないX1 OMNI
水拭きは週1程度の人(モップの洗浄・乾燥なし)
・部屋の片づけをしない人は、センサーが優れているS7 MaxV Plusかコンボ j9+
・部屋の片づけをする人はS7+
とにかく安く水拭きしたいなら850T
正直、中途半端なのはS7 MaxV Ultra(モップ乾燥がない)とX9 Pro(自動ゴミ収集がない)です。

色々紹介しましたが、迷ったらX2 OMNI を買っておけば間違いないです!













