小学生用のスマホってある?


現在、docomo・au・ソフトバンクからはキッズ携帯はありますが、小学生用のスマホは販売されていません。
小学生用のスマホは唯一、トーンモバイルと言うのがあります。
それしかないの?
キッズ携帯とスマホの違いは?


他にも小学生用のオプションを提供しているスマホはあります。
キッズ携帯とスマホの違いについても紹介しますね。
スマホ小学生用、小学生向けプランを紹介!

最近は小学生にスマホを持たせる親御さんがかなり増えてきました。所持率は小学生でもキッズ携帯よりスマホの方が多くなったようです!
小学校高学年や中学生になるとスマホの割合がかなり増えます。
スマホとキッズ携帯の違い

キッズ携帯でできることはガラケーと同じで、ネットやアプリは使えません。
スマホはほとんどのことができます。
できること | スマホ | キッズ携帯 |
---|---|---|
電話 | 〇 | 〇 |
SMS | 〇 | 〇 |
ネット | 〇 | ✕ |
アプリ | 〇 | ✕ |
防犯ブザー | △アプリ | 〇 |
位置情報 | 〇 | 〇 |
・キッズ携帯は親が見守ることに特化している電話。
・スマホはネットやアプリも使える、情報収集、ゲーム、SNS(LINE)などができるパソコン。
というイメージです。
小学生にスマホを持たせる場合

スマホの場合なんでもできます。
逆に言うと何でもできてしまうためセキュリティ面、ゲームのやりすぎなどの不安があります。
子供にスマホを持たせる場合はフィルタリングアプリで子供のスマホをしっかり管理しましょう。
最近はスマホのフィルタリングアプリが充実してきたためか、小学校低学年からスマホを持たせる人も増えてきました。(私も子供が小学1年生の時からスマホを持たせています。)
フィルタリングアプリを使えば普通のスマホでも子供の位置情報やアプリの制限が出来るので安心です。
契約は親名義
ちなみに、契約は子供が18歳未満の場合、親名義で契約し子供にスマホを使わせます。
フィルタリングアプリでできること

普通のスマホ(端末)でも
・子供のスマホがアンドロイドの場合はファミリーリンク(無料)
・子供のスマホがiPhoneの場合スクリーンタイム(無料)
というフィルタリングアプリを使えば、スマホの利用制限や位置情報の確認ができます。
ファミリーリンクでできること
・子供の位置情報の確認
・指定の場所に到着・出発したときに通知がくる
・アプリのインストールを勝手にできなくする
・インストールしたアプリを使えなくする
・アプリの時間制限を設ける(1日10分など)
・コンテンツの制限
・スマホをロックする(タイマーでも可、21時〜7時など)
・スマホの利用時間(アプリごと)の把握ができる
・緊急呼び出し(子供のスマホの着信音を鳴らす)
関連記事:子供にスマホ・格安SIMを持たせる親御さん必見!【Googleファミリーリンクアプリの使い方】

普通のスマホでもファミリーリンクという無料のアプリを使えば利用制限をかけることができ、子供用のスマホになります。子供のスマホがiPhoneの場合はスクリーンタイムを使用します。
フィルタリングアプリの設定は簡単で、初回のスマホ起動時に年齢などを入力し、親のスマホにアプリをダウンロードして設定するだけなので簡単に出来ると思います。
小学生には格安スマホ

小学生にスマホを持たせる場合、スマホの使用は最低限に抑えたいと思う親がほとんどでしょう。
動画とゲームをほとんどやらない(時間制限する)場合は月10ギガなどの大容量のデータは必要ないでしょう。
フィルタリングアプリを使えばアプリの1日の使用時間を(10分など)制限出来るのでそこまでのデータ量は必要ありません。3GBあればLINEトーク約150万回、LINE電話約150時間、You Tube約5時間、利用することが出来ます。
小学生用スマホの紹介
無料のフィルタリングアプリでも制限をかけることはできますが、さらに小学生向けのオプションを提供しているスマホ(SIM)を紹介します。
・トーンモバイル
・mineo
の2社です。
トーンモバイル

トーンモバイルは唯一キッズスマホ(小・中学生用)と言えるスマホを提供しています。東京都推奨の安全スマホで、安心の見守り機能が搭載されています。
トーンモバイルは月額1100円のワンプランです。
データ無制限なので、インターネット(ゲーム、LINEなどのSNS,メール、ネット検索など)が使い放題、YouTube等の動画は月に1GBまで使えます。そして、小学生向けに安心インターネットとTONEファミリーという2つのオプションが用意されています。
安心インターネット
あんしんインターネットは、それぞれの年齢に適切なWEBサイトだけを閲覧できるよう、あらかじめフィルタリングが設定されたTONE専用のインターネットブラウザアプリで、不適切なWEBサイトや有害情報からお子様を守り、出会い系・架空請求などのトラブルを未然に防ぎます。
TONEファミリーの機能は
・TONEカメラ
・居場所&移動履歴確認
・乗り物検知
・歩きスマホ防止
TONEカメラ
TONEカメラは自画撮り被害を未然に防ぐ機能を備えています。
AIが裸などの不適切な写真の撮影を自動でブロック。検知した後に保護者へ送信されるので、被害を防ぎながらお子様の危険をいち早く知ることができます。
居場所&移動履歴確認
現在の居場所を確認することができます。また、過去の位置情報から一定期間の端末の移動の履歴を確認することができます。
乗り物検知
電車やバスなどの乗り物に乗ったときに、移動状態を検知してAIが専用アプリで通知します。
歩きスマホ検知
移動状態とスマホの使用状況を検知して、歩きスマホ多発エリアを特定できます。特定エリアでの端末ロックを行うことで、歩きスマホを未然に防げます。
TONEモバイルは小学生向けの機能が満載で、見守り機能が充実しています。
mineo
mineoはマイソクというプランがあり、最安250円/月です。
マイソクは通信速度によって料金が違い、データは使い放題です。
データ使い放題の代わりに月曜〜金曜の12〜13時は速度制限がかかり(最大速度32Kbpsになり)ます。これは平日の12〜13時にスマホを使わない小学生にピッタリのプランです。
マイソク料金
マイソクの料金は通信速度によって料金が違います。データ量は、どのプランも無制限です。
マイソク月額料金 | 料金 | 速度 |
---|---|---|
スーパーライト | 250 | 32Kbps |
ライト | 660 | 300Kbps |
スタンダード | 990 | 1.5Mbps |
プレミアム | 2200 | 3Mbps |
スーパーライト(250円)は普段はスマホを使わないが、もしもの時に電話ができればいい人、子供の位置情報が分かればいい人向き。
ライト(660円)は動画などは見ないがLINEのトークやLINE通話をやりたい人向き。
スタンダード(990円)はほとんどのことができる。
プレミアム(2200円)はさらに快適に使える。
どのプランもデータ使い放題なので使いすぎた場合でも速度制限がかからないので安心です。(3日間で10GB以上利用時に速度制限がかかります。)
もしも12時台に高速での通信が必要になった時は、「24時間データ使い放題」オプション(1回198円)があり、24時間は速度制限もなく、データ使い放題(3日間で10GBの制限もなし)です。
ジュニアパック
mineoにはジュニアパック(220円/月)という子供向けのオプションがあります。
セキュリティー対策やフィルタリングの他に、辞書などのアプリが11個パックになっています。ウィルス対策アプリや「Filii Lite」というSNSを中心としたネット上のいじめ、出会い系、犯罪などの危険からお子様を守るアプリ、英語学習アプリ、英和・和英辞典、国語辞典などがある子供向けのパックです。
その他の小学生向けスマホ

ファミリーリンクやスクリーンタイムなどの無料フィルタリングで十分な人は、他にもオススメのスマホ(SIM)があります。
フィルタリングアプリを使えば(アプリの使用を制限し、ブラウザアプリやYoutubeなどを使えなくすることができるので)LINEと通話だけしかできなくすることもできます。その場合は格安スマホでも十分でしょう。
目的別に
・端末を安く手にいれたい人向け
・LINEができればいい人向け
・月の料金を抑えたい人向け
におすすめを紹介します。
端末を安く手にいれたい人
端末を安く手に入れたい人には
・LIBMO
・IIJmio(みおふぉん)
・HISモバイル
がおすすめです。
LIBMO

LIBMOは新規契約、乗り換えでポイントが大量にもらえるキャンペーンをやっている期間があります。
その時にはスマホが実質0円で手に入るやばいキャンペーンをやっています(端末代22000円でポイントが22000円貰える)。しかも、そのポイントは電子マネー、アマギフや銀行振込で現金化なども出来るので使い勝手が抜群です!
乗り換えだけでなく、新規契約でも適用なので、このキャンペーンのときにスマホをセットで買うのがオススメです!端末はRedmiやmoto、AQUOSなどがありますが、どれも子供に持たせる(カメラや処理速度の必要なゲームをやらない場合)には十分な機種です。(個人的にはmotoはちょっと使いづらいので安い機種の中だとredmiかAQUOSがオススメです)。
iPhoneでも22000ポイントが貰えるのでiPhoneを買うのもいいでしょう!
月々の基本使用料は
3GB980円
8GB1518円
20GB1991円
30GB2728円
と安いです。
LIBMOのデメリット
現在は最低利用期間がない会社(プラン)がほとんどですが、LIBMOには音声通話SIMの場合1年の最低利用期間があります。
1年未満に解約すると契約解除手数料がかかります。
しかし、音声通話解除手数料は契約プランの月額利用料1か月分相当なので大した額ではありません。
IIJmio
IIJmioは乗り換えの時のみですが、端末が格安になるキャンペーンがあります。しかも、IIJmioの場合はポイント付与ではなく、端末代が値引きなのがヤバイです!アンドロイドの新品スマホが数百円で買えます!高いカメラ性能や処理速度の速いCPUのスマホが必要ない人は十分です。当然LINEやネットなどは普通にできます!
iPhoneの取り扱いもあるのでiPhoneが欲しい人にもオススメです。
月々の基本使用料は
2GB850円
5GB990円
10GB1500円
15GB1800円
20GB2000円
と最安級です。
最低利用期間は「課金開始日の翌月末日まで」なのでかなり短いです。
最低利用期間後に解約・MNP転出しても違約金はありません。
HISモバイル
HISモバイルは月々の基本料が安いです!
中古端末を販売しておりi PhoneやAQUOS、Galaxyなどの有名な端末を安く購入することができます。
中古でいいから安く端末を手に入れたい人におすすめです。
月データ容量 | 料金 |
---|---|
0.1GB | 290円 |
1GB | 550円 |
3GB | 770円 |
7GB | 990円 |
20GB | 2190円(5分かけ放題付き) |
50GB | 5990円(5分かけ放題付き) |
家電量販店などでも端末が安くなるキャンペーンをやっていることもありますが、月々の基本料が高いプランばかりなのでトータルで考えると上記で紹介したプランの方が安いでしょう。
LINEができればいいスマホ
端末は持っていて、LINEができればいい人にはLINEMOがオススメです。
LINEMO
LINEMOは端末の販売はないですが、ソフトバンクが提供するサブブランドで通信速度が安定して速いです。
プランは、3GB990円と20GB2728円の2つのプランがあります。LINEMO最大の特徴はLINEギガフリー(無料)というオプションです。
LINEギガフリー
LINEギガフリーとはLINEアプリのトーク、音声通話、ビデオ通話、LINEVOOMの表示などを使用時のデータ消費量が0になるサービスです。
たくさんトークや通話をしても大丈夫です。
また、YouTubeなどでギガを使い切ってしまった場合でもLINEアプリのトーク、音声通話、ビデオ通話は速度制限がかからずに普通に使用することができます。
LINEギガフリーがあれば、ギガを使い切った場合でも、LINEのトーク、通話で連絡を取れるので安心です。しかも、LINEギガフリーは無料で申込みも不要です。契約と同時に自動付帯です!
自分が持っている端末が使用できるかを公式ページで確認してからLINEMOの契約をしましょう。LINEMOもネット専用なので実店舗での取り扱いはありません。
動作確認端末ページ→LINEMO
月々の料金を安くしたい人
子供の位置情報が分かればいい、もしもの時にだけ連絡が取れればいい人はmineoとHISモバイルがオススメです。
mineoは月額料金が最安250円。
HISモバイルは月のデータ使用量が0.1GBなら290円、1GBなら550円です。
意外かと思うかもしれませんが、普段から使わない場合はスマホでもかなり料金を抑えられます。
まとめ

普通のスマホ(端末)でも無料のフィルタリングアプリで子供用のスマホになります。
その中でも特に、トーンモバイルがフィルタリングや位置情報確認などが充実しているため、優れています。
次いでmineoのジュニアパックがあります。
フィルタリングは無料のアプリでも十分な人には選択肢が広がり
・端末を安く手に入れたい人はLIBMO、IIJmio、HISモバイル
・LINE重視の人はLINEMO
・月々の基本料を安くしたい人はmineo、HISモバイル
がオススメです。